「矢板武記念館が人と文化が交わる場所になることを目指して」

物語のはじまり~団体運営について~

蔵*武projectは「矢板武記念館を人と文化が交わる場所にする」を目的に、2013年より活動しているボランティア団体です。

 

そう一言で言ってもイメージしづらいかもしれません。

 

簡単に言うと、「何かいいよね」と思えるものを、みんなで一緒に発信し共有しあえる場所を作ろうとしています。

 

昔から、矢板市は恵まれた自然と古くからの歴史が残り、市民は心豊かに生活し、かつては商店街が賑わい、映画館などもあったとも聞いています。

 

しかし、時は流れ便利さと物質的な豊かさを求めるあまり、人との繋がりや文化に触れる場所は、生活に直接は必要がない無駄なこととして追いやられ、やがて街は味気ないものに変わりつつあるように私たちは感じます。

 

 蔵*武Projectで一緒に活動する私たち20代〜30代の世代は、子供の時に、「人との繋がりを大切にし、心豊かに生活する」という矢板の風土に触れてきました。しかし一人の社会人になって改めてこの街をみた時、それが無くなってゆくのを悲しい思いで目の当たりにしています。大きいことは出来ないけれど、自分たちだからこそ出来ることがあるのではと、矢板武塾を受講し(※1)、この蔵*武Projectを立ち上げ、場所は矢板市の矢板武記念館の二つの蔵を借りて、各種イベントを運営する形で活動をスタートさせました。

 

 しだれ桜をゆっくり愛でること、昔の映画で往年のスターにうっとりすること、キャンドルの優しい灯りに包まれること、蔵で本の世界に没頭すること。私たちの活動を通して、そんなささやかな「何かいいよね」が一人一人の心を満たし、それが周りに広がって、いつか街を満たしていって、大人から子供までが心豊かに日々をおくれるようになってくれれば嬉しいです。

 

活動の拠点である矢板武記念館は、聚塵亭(しゅうじんてい)とよばれ、矢板武を始めとする要人が地域発展のために行き交う場所でした。時は流れ、郷土の偉人が遺したこの場所で、活動できることを余りある光栄であると感じると同時に、今、再び新しい風を生み出していきます。

 

※1 幕末から明治にかけて県北地域のリ ーダーとして活躍し、矢板の礎を築いた「矢板武」。

その名前を取り、まちづくりを専門とされている宇都宮大学の教授を講師に、現代のまちづくりを学ぶ半年間の講義のことです。

 


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